なぜトリミングが必要なの?
- Yuki Nishimoto
- 2024年5月15日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年6月21日
みなさんこんにちは2nd House西本です。毎度ご利用ありがとうございます。
2024年は情報発信を積極的にやっていこうということで、ブログの更新頻度をあげていきたと思います。是非お時間ある時にご一読ください。
さて、今回のテーマは「なぜトリミングが必要なのか」にさせて頂きました。
前回ご案内させていただたジャパンケンネルクラブの月刊誌Gazetteでもとりあげられて
いましたが、通常はトリミングサロンに対して美容院(見た目を整える/おしゃれ)と同じようなイメ-ジをおもちだと思います。
もちろん愛するわんちゃんを更に可愛くしてあげたい、という飼い主様のお気持ちに応えるべくトリミングサロンはございますが、当店のトリミングサロンはもう一つ別軸でとても大切にしてることがございます。それはわんちゃんの衛生面を保つことでの健康維持と、トリミングで様々な箇所を触ることでわかる健康観察です。
獣医者さんではないためできる範囲は限られてはいますが、毎回、体の隅々までさわりながら、またわんちゃんの表情や行動をみて声をかけながら仕上げていくトリマ-は、飼い主さんの次といっても過言ではないくらい、わんちゃんとの接触時間が多いのでちょっとした変化や異変に気づいたりします。
大切な家族を預けていただくわけですので、当店では1日最大2頭までの施術とし、1頭1頭しっかり向き合い、施術中に気になった点については、お迎えに来ていただいた際に小さなことでもきちんとお伝えするようにしています。
わんちゃんは言葉で伝えることができませんので、このような些細な変化でも、気にしすぎくらいで丁度よいと考えてまして、はやめに病院へ行き、対処していただくことで大きな病気やケガを防ぐことができると思います。
例えば、これまでお伝えした例としては、、
◎皮膚がいつもより赤らんでいる
◎トリミングを以前より少しいやがるようになった
◎一部を触るといやがるそぶりをみせた
◎小さなできものがある
◎少しやせたor太った
◎肛門腺を絞ったら血が少し混じっていた などですね!

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さて、Gazetteにはトリミングの必要性についてこのように記載してあります。
「トリミング」とは見た目を整えること
◇毛のカット
◇ブラッシング
◇シャンプー
◇爪切り
◇歯磨き
◇肛門腺絞り
上記は犬が清潔に暮らすために必要なお手入れ
→定期的に行われないと不衛生となり皮膚炎をはじめとする様々な病気に
なる可能性が高くなる
→人と犬が楽しく健やかに一緒に生活することが難しくなる
トリマ-は、お手入れを通じて健康状態をチェックする、飼い主さんにとって心強い存在ということでした。当店もそうありたいものです!
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さて、トリミングの必要性についてはお伝えできたかと思いますが、トリミングはご自宅でも簡単なケアは可能であるのと、犬種によっては日頃のお手入れがかなり重要になってきますので、以下のお手入れについては毎日のお手入れとして習慣化されることをお勧めしています。
<歯のケア>
○奥まで拭いて磨く
○下の歯が特に磨きにくいので注意
○歯磨きが苦手なわんちゃんは歯磨きガムや口内ケア用品をうまく利用
○小さな頃から歯磨きをして慣れておく
<ブラッシング>
○毛質にあったブラッシング用品を使う
○抜け毛を除去する
○毛玉ができるのを防ぐ
○ほこりや汚れを取り除く
○皮膚のマッサージ
他耳のお掃除や爪切、肛門腺絞りはやり方によってはわんちゃんとの信頼関係に影響することもありますので、難しい場合はトリマ-に定期的にご依頼いただいている場合は問題ありません。
今回は「なぜトリミングが必要なのか」について簡単にまとめさせていただきました。
こたえは「愛するわんちゃんと共に1日でも長く健やかに幸せに生活するため」ですね! (終わり)
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◇ちょっとオススメ
トリミングの費用は決して安いものではなく、必要だとわかっていても毎日忙しい飼い主さんにとって定期的にトリミングに連れていくのは負担が大きいものです。そのようなお悩みをお持ちの飼い主さんは、ホ-ムケアを本格的に検討されてみてはいかがでしょうか。
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